私の会社の話をします。
2013年度の年商は3000万円相当でした。
その内、現在収益性がどの程度あるのか、私自身の取り分がいくらなのか、、、、
ということをざっくり言いますと、
全ての経費に家賃を上乗せ(会社に住んでいるから)して、
夫婦2人で日常生活を営めるくらいの給料を取ったうえで、
組織体としてちゃんと存続している、という程度です。
赤字状態のときに引き継いだ会社にもかかわらず、火の車状態は脱し、健全な経営状態に持って来れたのでスタート地点からの成長具合には満足しているのですが、
なんせ新興の零細企業なので、社長だからといって豪遊できるほど儲かっている訳ではありません。
誤ったイメージ(「華麗なるギャッツビー」から拝借)
↓

たまに「普通に外にお勤めに出た方が費用対効果がいいのでは」、、と思うことものですが、このような立場だからこそのメリットもあります。
メリット
ー自己実現の可能性
何かビジネスアイディアがあったら自分の判断で全て実行できる創造性を発揮できます。
(他には、オフィスに設置するコーヒーマシンなんかは完全に個人的な趣味で導入できますね。)
ー柔軟に休暇が取れる
例えば私が1ヶ月東南アジアを旅行をして会社を留守にしたいとなると、その期間中ある程度の収益減を私が受け入れれば、実現は難しくありません。
帰国したら席がなくなっている、、ということもないです。
ー定年という概念を意識しなくてもいい
定年を決めるのは自分です。
個人的に「働く」という行為が好きなので、末永く死ぬまで労働していたいです。
ー頑張ったら頑張った分だけ直接還元される。
組織構造も経営もそんなに複雑でないため、仮に会社の売り上げが3倍になったら、その分社員や自分に直接還元できます。
大きな会社のように手柄を横取りされることはありません。
ちなみに、デメリットは、上記の裏返しです。
デメリット
ー自己実現はできるけれど、責任も全部自分。
大きな会社では、失敗すると上からお叱りを受けるか、出世コースを外される、、といった処分かと想定しますが、自分の会社における失敗は、直接会社の存続と生活に響きます。
後、自分より立場が上の人間がいないので、他の誰かの大きなビジョンに便乗させてもらうことができません。
ー柔軟に休める代わりに、深夜や週末も柔軟に働かないといけないこともある。
「有給休暇」や「残業手当」という制度は雇用される人の為のシステムです。
ーもし定年したかったら、寄っかかれる退職金制度なんてものはない。(自分で作り積み立てれば可能ですが)
ー全く稼げない可能性もありうる。
成果に比例した報酬は取れるけれど、逆に売り上げが芳しくない場合は社員を優先しないといけないので、自分は無報酬。(去年、そんな月ありました。) 「基本給」というシステムは雇用される者にのみ適用されるものです。
もっと大きくて財務的余裕のある会社になればデメリットも大方消滅し、万々歳なのですが。
当面の目標は、これですね。
↓
