カリブ海沿いの不動産、売り出し中です。(7/3)

前回の続きです。>

【コンソリーニ•パパのカリブ海の野望。】

 

 

ニューヨークから直行便がないので、テキサス経由で5時間程かけてはるばるとやってきた
カリブ海の国、ベリーズ。 (香港から来ると、少なく見積もって20時間、、、遠い。)

 

この美しく、とんでもない僻地にあるコンソリーニ名義の不動産を視察に行ってきました。

夫は26歳の時、6ヶ月ほどここにお父さんと一緒に住んでいた事があり、


「父親の移住プロジェクトの保留が確定になったところで、この地に二人でマンゴーの木をたくさん植えてから出国したんだ。エコなアイディアだろ?」

と話してくれたのですが。

行ってみたら。

 

基本、空き地でした。

夫が植えたというマンゴーの木はありませんでした。

ショッピングモールは立っていませんでしたが。

案の定、道路は通っていました。(ダンプカーとかも普通に横切っている。)

そして、ダイビング屋さんが勝手に看板出して営業してました。

この土地に隣接している民家があったので、行ってみたらそこの住人が、ダイビング屋を営んでて。
表の看板は彼らのものだと。


「わりーわりー。どうも目印がないと客が通り過ぎちゃってさあ。 許してくれよマイ•フレンド」

「うーん 木は植えてあったけれど、窓の景色が遮られてたんで全部切ってしまったよ。」

「……..Oh…」  としかいいようがないです。

 

 

その後の展開をサマると、、:

 

 

>家族会議をし、「売却決定で意義なし」ということで満場一致。

(ネタ的には愉快だけれども。 実際問題、家族の誰もがアクセスしない地に固定資産を持っていても有効活用も管理できない。 更地のままでは使えないし、貸し出すために家か何かを立てようと思っても更に手と$がかかる。)

 

 

>後日、不動産屋に行き売却の意向を伝える。

気になる査定額ですが、おおよそ35-40万米ドルくらい、、とのことで( *今日の為替レートで¥4千200万~)ベリーズ及び世界の標準的な経済環境を仮定すると、一年程度で転売が想定される、、らしいです。

パパの夢は実現しなかったものの、投資物件としてのパフォーマンスを見ると、
とても目の付け所はよかったのではないでしょうか。(20年余で5~倍のリターン◎)

※、、、、というわけで、カリブ海沿いの不動産、売り出し中です。
万が一、ご興味のある方がいらっしゃれば是非ご一報下さい。

上記価格は3つの隣接しているプロットの合計ですが、バラ売りも可。

 

 

>夫の中では、かつて父親の抱いていていたビジョンには共感できないと言いつつも、
自分も類似していなくはない夢を抱いているので (アメリカの田舎で自給自足パラダイスを築く、、的な夢。)

「移住計画が頓挫したり、子供に何十年か後に自分の夢の売却されたりしないようにはどうすればいいんだ、、、」

と、以来ブツブツつぶやいています。

 

>今看板出してるダイビング屋には、何十年分だかの賃貸料、、的な意味で、三人分のダイビングを無料でしてもらうことで合意。

ラッキー。

これにて一家の出張?がとりあえず無事完了したところで、後はベリーズの美しい海と輝く太陽とラテンなスピリットを満喫するばかりです。

 

 

旅行記やその他考察ごとは次回に続く>>


交通手段は、ゴルフカートが一番メジャーなこの島。

コンソリーニ•パパのカリブ海の野望。

先月20日に香港を出国し → ニューヨーク → ペンシルベニア → ニューヨーク、、、ときて、

現在、最近まで地図上でどこにあるのかすら知らなかったカリブ海の小さな国、ベリーズに来ています。

グアテマラの隣です。

ここ:

ズーム:   滞在しているのは、セスナに乗ってたどり着く離れ島。


何故よりによってここに、、というと奇妙な縁なのですが。

実はここにコンソリーニ家名義の土地があります。(、、ということを結婚してから知りました。)

 

 

むかしむかし、

夫の父親(今は故人)がこのカリブ海沿いの島を気に入り、

ここにリタイアし小説を書き、あの名作ジェームズ•ボンド•シリーズをジャマイカの別荘で執筆したイアン•フレミングのような生活を送りたい、、、

という男のロマンを抱いていたそうです。

60歳の時に貯金をはたいて不動産を購入。(当時で6万6000米ドル。今日の為替レートで750万円くらい。)

この地に家をたてる、、、、予定だったのですが、色々とプロジェクトを進めていくうちに困難に直面し(ベリーズ市内に住みながら大工や建築家等と話を進めていたけれども、人材面•資金面で問題が多発)

移住計画は一端保留になりアメリカに帰国することに。

そして、結果的には二度とこのベリーズの土を踏む事なく、20年か後にマサチューセッツ州で死期を向かえましたとさ。

 

 

 

時は流れ、2015年。

息子夫婦と娘(お義姉さんも一緒)が家族旅行がてらに視察の旅に来ている、、、という状況です。

 

なんせ固定資産税は納めていたものの(年間260ドル。3万2000円)20年以上誰もここに来る事がなく、ノータッチだったので、

 

もしかしたら、

人が勝手に住み着いていたりして、、、

道路が開通されていたりして、、、

ショッピングモールが立っていたりして、、、?

 

なんてよろしくない事態の可能性も想定しながら、はるばるとやってきました。

 

私はある意味新参者なので、半分野次馬でそしてベリーズのダイビング目当てです。

ここは海がとっても奇麗で素敵なところです。


↑ビーチでくつろぎ中。

不動産視察レポートは次回に続く>>>