7歳の娘に、SNSの不適切利用について泣かれた件。Part 1

のどかな日曜日の朝、家族で朝ご飯を食べ終えて私が出かける身支度をしているところに、娘が涙ながらに憤慨してやってきた。


「Mummy, why did you tell everyone about me putting a fan up my skirt??」  (ママ、なんでみんなに私がスカートの中に扇風機入れてたこと言ったの??)

ほぼ毎週末、朝ご飯前後にアメリカのお義姉さん夫婦とテレカンするのが習慣になっているんだけど、その会話中にお義姉さん(娘にとってのおばさん)が、私がインスタグラムに投稿した動画について「あの動画、かわいかったね」などと、言及したらしく。

娘としては「、、、なんでそんなこと知ってるの?!」という心境だということを、彼女と夫のフォローアップ説明で理解する。

その動画、24時間経ったら消えるストーリーズでの投稿だったのでもう残っていないんだけど(、、厳密にいうと、Meta社のアーカイブにはまだあることになるけど)。

娘が暑い日に涼をとるために小型の扇風機を跨いで遊んでて、着ていたワンピースがパフッと膨らんでキュートだった、とたわいのないもの。

イメージ図。
娘のワンピの中身は見えていません。

とはいえ、私の中ではたわいない動画と思っていても、娘が泣いている以上これは深刻な事件なので、深謝しつつ、どんなところが嫌で今後どうしたらいいのかお話をすることに。

私:「悲しい気分にさせちゃって本当にごめんね。今後は貴方が嫌がることはもうしないって約束する。どんなことが嫌なのかもっと教えて。」

娘:「家族じゃない人が私の知らないところで、私のことを知っているのが嫌。」

私:「おばさんは家族じゃないの?」

娘:「家族だけど、一緒に住んでいないからちょっと違う家族。」

私:「じゃあもしママが街歩いてて誰か貴方が知らない人と、貴方の話をしてたらいや?  大人は久しぶりに会うと’how is your family?’とかって自分達以外のことも聞いたり話したりするだけど。」

娘「それはいいの。でも写真とかビデオは嫌。」

私:「わかった。 今回は扇風機で遊んでたビデオだったけど、他のことでも嫌なのかな。 例えばこの間、運動会のリレーで勝ったでしょ。そういうビデオは?(←校則でこういうSNS投稿は一切禁止されているので、状況としてはあり得ないけど、一応「誇らしいと思われるイベント」に関しての見解を知っておきたかった)」

娘:「そういう普通のことは大丈夫。リレーで勝ったとか、公文で算数頑張ってるとか、このあいだ何かのパーティーしました、とかそういうのは普通。 でも扇風機をスカートの中に入れてる子って、変でしょ?!」

、、なるほど。

というか、かなりごもっともな意見。


私:「本当にごめんね、じゃあママ貴方の写真で今皆に見せているのを見せるね。その中で、嫌なのがあったら消すね。 もし全部嫌だったら全部消そう。あと、これから何か皆に見せたいものがあったら貴方にまず聞くね」

娘「うん。」

娘はインスタやブログがなんなのかも、「投稿」が実際なんなのかもあんまり理解していない。ただ’I dont want you to poster (←ポスト)me without telling me’ と、具体的な仕組みは理解せずとも、なんか自分の知らないところで私が彼女に関する情報を開示して気分を害されているのは十分伝わったので、真摯に受け止めたいと思う。

私としては10年位前からゆるゆると各種SNSをやってて、そのおかげで良い出会いや機会に恵まれてきたことが多いので、節度正しく使っている限りはSNSは人生に彩りを与えてくれる良いもの、、と思っていたものの。

それは私個人の問題で、娘を巻き添えにするべきものじゃないよね、、と反省しているところ。

よって、これから娘と各種SNSのお掃除レビューに入りつつ、私が思うところのSNSのメリット・デメリットも娘に伝えて話し合いをしたいと思います。

>>次回に続く

*当記事は娘の許可を得て公開に至りました。

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