前回の続きです。>>うちの小さなキリスト教徒。
2歳児の娘が教会に異様に関心を示しているので、
今まではグレーゾーンというか、あえて白黒はっきりつけないでおこうとすら思ってた自分の宗教観について考えてみました。
もんやりした考え、箇条書き:
>私はカミサマを信じている。
、、けれど「宇宙人」と同じ次元で信じているといえるかもしれない。
「いる」と思っているけど、毎日意識しているわけではないし、目に見える形で接触することはないと思ってる。 でもついでに言うと、「いる」という前提で人生を送った方が楽しい。
>じゃあ具体的にどの神様を信じてるの? と聞かれると困るけど、「私の、心の中の神様を信じている」ということにする。。
> この世に存在している宗教は、同じものの解釈違いでは、、という気がしてて。教会もモスクも神社も、「同じカミサマの別窓口」(支店が違うだけで親会社は同じ) というふうにざっくり捉えている。
、、なのでクリスマスを祝いその1週間後お正月に神社に行くことは全く矛盾なし!
>居場所は多いに越したことはないので、宗教もその一つだと思う。
「家族」「学校」「会社」「サークル」などの他に「宗教」があってもいい。
でも、それによって全人生が司られるべきだとは思っていない。
>私は日常的に宗教的な何かをしてるわけじゃないけど、ふとした時に「カミサマいつもありがとう」と心の中でお礼を言って、たまに神社や教会等を訪れるとあいさつをする。
>歴史を少しかじっただけで宗教に関して懐疑的になることもあるけれど(無知な市民を統率するための権力ツールだったとか。)「ものを盗んではいけません」とか「両親を敬うこと」などと提案される価値観自体はマトモな内容だと思う。
そういう意味で倫理/道徳教育上、宗教は悪くないオプション。
>社会には努力やロジックではどうにもならないことに満ち溢れているので、それらが対応できない問題を抱えた人たちに精神的支援を与えるために宗教は社会的に有益だと思う。
>現代社会ではあいにく歴史の浅い宗教は怪しく見られるので、どっちみち神様と繋がりをもつのであれば個人的には知られた団体(メジャーどころの宗教)に限定しておきたい。
>宗教はあらゆる慣習、伝統ならわしごとを展開しているのがいいと思う。クリスマスもイースターも好き! お祭りごとの実施、伝統儀式の継承共にいいものだと思う。(カレンダーの年間行事って大抵ルーツは宗教的なものだったりするし)
で、結局ここまでブレストしておいて全く断定的なアルティメットアンサーが出ないんだけど、、
これは将来娘に聞かれたら「一緒に考えてみようねー」という流れにしようかと考えている。
私の方から
「知ってる…? サンタクロースなんておじさんもいないし、グリとグラなんていうねずみも実在しないフィクションなのだよ、、、」
という風に夢を潰す必要がないのと同じように、カミサマも
いるのか、いないのか? どこに住んでるの?
という究極的な問いの答えは娘自身が見つければいいや。
余談だけど、カミサマは結構子育て上助かることは確か。
娘がこないだ新年の花火を怖がりトラウマになってしまって、数日間「コワイ、コワイ….」と、夜中に起きて泣き続ける事件があったんだけど。
3日目に
「怖くないよー 外は暗いけどファーザー(※)がいるから大丈夫! 〇〇ちゃんを見守ってるんだよ!」
※Father は司祭/神父。娘の頭の中で、教会の中に出てくる登場人物は皆「ファーザー」
と苦し紛れになだめすかしたら、驚くことにウンウン頷いて大人しくスッと寝てくれたので、神でも仏でもなんでもいいけどありがたい、、と思った次第。
将来的に「嘘をつくとエンマ様に舌を抜かれるよ..! 」という感じで、ファーザーは罰則にも応用できると期待しています。
現場からは以上です。
こんにちは!いつも視点が面白いなぁと思って読んでいます!
私も香港に住んでいたのでお手伝いさんがキリスト教という人が多かったです。(あなたは忙しすぎるから教会に行ったら?と誘われました。笑)確かに先進国は毎週日曜日に教会に行く人も少ないでしょうし、いい経験になるんじゃないでしょうか?私の娘は来年小学生に上がるんですが、幼稚園からの学校がやたら評判が悪くて、家から近いキリスト系の学校を勧められています。私も旦那も信仰心があまりないので、(たまに今でも聞かれますが)死んだらどうなるの、とか、なんでお祈りするの?とか。
私は結構ざっくり、「誰も知らないんだよ。私は死んだらそのまま死ぬと思うんだけどね。娘ちゃんはどう思う?」と聞いたら「死んだ人は天国に行って、お散歩がてらたまに夢に遊びに来るんだと思う」と言っていたので親がガイドしてなくても子供なりに考えると思います!
これからも更新楽しみにしています。
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読んでいただき&コメントありがとうございます!(そしてリプ遅くなってしまいすみません!!)
うちのお手伝いさんの物事が行き詰まった時の解決策が「Lets Pray」なので、ある意味清々しいです。
「お義母さんが体調不良で。、、」「Lets Pray」
「明日の通訳案件が不安、、」「I will pray for you」
、、そうだよね、これ以上考えててもしょうがないよね、という切り替えスイッチになります。 笑
>>親がガイドしてなくても子供なりに考えると思います!
おっしゃる通りだと思います。娘は最近教会以外にも神社やお寺も行く度に(後、神棚とか見ても)「ファーザー、いる…」とブツブツ呟いてるので、既に何か勘付いてるのかもしれません。
Brightest bugさんの娘さんみたいに、今後一緒に会話できるようになるのが楽しみです。
引き続きどうぞよろしくお願いします:)
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