バリ島から帰国し、早一週間。
仕事のキャッチアップをしたり、ちょっとご無沙汰だったジムに復帰したりの日常生活が戻ってきました。
バリの美しい海と緩やかな時間が名残惜しいのも事実です。 しかし
「香港だって年間何千万人が訪れるホリデー・スポットなわけだし、良いところがいっぱいある!
ここだって、他国の誰かさんにとっては<名残惜しい旅行先>なのだ、、」
と思い、改めて香港の良いところ•好きなところを再発見する努力をすることにしました。
、、、というわけで、私的な香港が好きな理由をリストアップ。
1.大きな、小さな街だから。
世界有数の都市国家(?主権国家ではないけれど)であっても、面積:1104km_ の香港。(←東京都の約半分。で自然保護区域を除いた開発区域はその25%くらい。)
テレビを見ていても、基本的にどんなニュースも車で家の半径1時間以内の場所で起こっているので、親近感が半端でありません。
後どこも近距離な為、友達に「今夜空いてる?遊ばない?」と急に誘われても、フットワーク軽く参加できる環境なのが◎。
2. 私にとってはやはりまだ外国。なので異国情緒を楽しめる。
上手く心に余裕を持たせれば、香港に住んでいながら「毎日が旅行」くらいな心構えでいられるかもしれません。
特に一部香港島の駐在員ワールドを一歩出ると、素晴らしく豊かなローカルな世界が広がっています。
九龍エリアとか新界は駐在員は怖がってあまり行かないみたいだけれども、非常にもったいない。
美味しい焼き豚の穴場や、怪しいけど魅惑的なストリートマーケット、、、異国情緒溢れる面白いもの多くはあっち側にある気がします。
3. 新しいものと古いものが混在する島
ドーーーンと立ち並ぶ超高層ビルの合間に、何十年も変わらず佇んでいる路地のお店の数々。
「先祖代々このワンタン麺屋はやっているんだよ」なんて知るとキュンとなります。
後、超高層ビルは風水を元にして建てられている、、なんていうぶっとんだ発想は中国・香港だけではないでしょうか。
4. 飲茶天国
私は、3日おきくらいに飲茶してると思います。一人でも。
量を調節できるところと、色々と少しづつ食べられるのが大好きです。
私は、香港に引っ越す前、小腹が減ったら一体何を食べていたんでしょう。
湯気立つカゴの海老シューマイをパカッと空ける時、、「香港住んでてよかったな」と心から思う一瞬です。
5. なんでもアリで「無問題」なところ。
香港と言えば「無問題(モウマンタイ)」
日本は交通機関も、引越し業者も、デパートも皆、規則正しく礼儀正しくて、素晴らしい。
でも「規則ですから」の一言で、融通が効かないことも。
逆に香港はテキトーな分、「ok~la」と融通が効く事多し。
6. (ある意味)仕事がやりやすい
私のみたいな小さい会社は、日本だったら大手企業には全く相手にされないような気がするのですが(規模もそうだし、事業年数も短いから「低信用力不足」ということで門前払いされそう。)、
香港はスタートアップに寛大な風土もあり、零細企業でも「無問題」でビジネスが成立します。
7. 都会と自然が近い。
狭い島に海あり、山あり、街あり、、、と色々な物が充実しています。
こんなに美しいビーチは、金融街からバスで40分。
こんなに美しい島もフェリーで30分。
Lamma island
8. トロピカルフルーツ天国。
大好きなトロピカルフルーツ達が年中安く売っているのがたまらない。
日本では紀伊国屋でしかお目にかかれないであろうマンゴスチンもそこら中で大安売り。 ああ嬉し涙。
9. マッサージ天国。
一時間わずか千円前後で得られる幸せな癒し。
(おやつや本を持ち込むと尚◎)
10. 近隣諸国へのアクセスが良い。
東南アジア諸国は数時間のフライトでひとっ飛び。中国本土までは電車で一本。海外へのフライトが日本と比べて安いので(、、近いからか。)週末を上手く利用して手軽にリフレッシュ可能。
11.お手伝いさんが安い。
以前も書いたのですが、政策によって一般家庭でも安く雇えます。
週6日・一日~12時間のフルタイム労働で月5万円前後という驚くべきコストパフォーマンスで家事を丸投げ可能。
ワーク・ライフ・バランスが充実し、夫婦喧嘩の種が一つ減ります。
12.多様なストリート・マーケット
香港といえばショッピング!!という方も多いと思います。ブランド品も日本と比べると何割か安いのですが、私がもっぱらファンなのは、ストリート•マーケットの方。
ごちゃごちゃしているところも、なにかドンキホーテっぽくって楽しい。
思い描いているイメージとピッタリな色合いのスカーフ!!を宝探しみたいにハンティングして、元々激安なのをゲーム感覚で値切るのもスリリング。