3連休でリフレッシュしたはずなのに、早々に今週はストレス値が高騰しています。
2ヶ月程前に営業スタッフが辞めてから、幸い売り上げ面での影響はなく順調にやってきたのですが(皮肉にも、売り上げは増加)、今週は客先のスーパーで棚卸しをしなければいけなく。
炎天下の中、こういうガラガラもって(回収する商品もあるから)、
山のてっぺんから海辺まで、
香港東西南北、
汗だらだら垂らしながら、
蚊なんかにも刺されながら
10何店鋪も奔放していると
「こういう人海戦術的なことは、もっと人手があったらなあ、、」
とぼやかずにはいられません。
(自分が「社長」なのはあくまでも、弊社が法人登録してあるからであって、
実態はむしろ「自営業」<個人事業主>に近いな、、と認識するのもこんなとき。 )
何が一番つらいかというと。
こういうときに露出する客先のいい加減さ。
大手チェーンは最悪ですね、、、
彼らの倉庫は、
「断捨離に失敗したのでとりあえず物置に全部突っ込んでおきましたー!」
というかんじのダメ主婦の押し入れのようです。
このような。
こんな中、委託販売先の在庫管理がマトモにしてあるわけがない。
※
委託販売:
私が、客先の店頭に「商品を置かせて頂く」契約。所有権はまだ弊社。消費者が購入した時点で売り上げになり、販売店に手数料を払う。
客先の購入リスクがなく(売れ残っても彼らのロスではない)客先には喜ばれる。
でも彼らの所有物でないため、在庫管理もなにもしてくれない。
商品が行方不明になることも多々ある。でも彼らはしらんぷり。売れ行きが悪かったら、自社に持って帰るための回収コストもかかる。
メリットがあるといえば、商品を「お試し」してもたうためのハードルが低く、販売チャンスがもらえる。
買い取り販売:
客先の手に商品が渡った段階で、取引成立。売れ残りや在庫管理、全て客先の責任。 そういうリスクが大きい分、彼らの粗利は委託販売より若干大目に設定。
サプライヤーとしては、委託販売は仕方なくやっているもので、撲滅するにこしたことはない、という立場です。
幸い今回は、「委託販売契約」から「買い取り販売契約」の移行に伴う棚卸しなので、実にめでたいことであります。 こういう煩わしい業務も今回限りでしょう。
本当に、本部との交渉が成功してよかったです。
(売り上げが相当量証明できると、彼らも買い取り契約にするインセンティブがある。)
それにしても、、彼らのありえない状態の倉庫を掘り返しながら、
(行方不明在庫多し、 破損在庫も有り。 )
「委託販売の日々もこれでおしまいよ、、 」
「不良客先が、、、」
と、ひたすら毒舌吐く一週間でありました。
この不行き届きっぷりは、「香港だから」?「流通業界だから」?それとも「委託販売はどの国でもこんなもの?」 という疑問が脳内を渦巻きますが
(「我が国日本だったらこんなことはありえないはず!!」と最近結構身内引いき。)
とりあえず、、
金輪際
委託販売
したくない。
MeguLini – 心の俳句。