1週間ほど、母親が香港に遊びにきていました。(母の日のプレゼントで招待しました)
二人で飲茶めぐりしたり、海辺で大雨眺めながらカフェしたり、ウィンドーショッピングしたり、私の普段の仕事が見たいというので客先に連れて行ったり (実際商談に同席するのではなく、客先店舗まで同行)しました。
第二の人生をこれから楽しみたい、、と言っているので、私の露出度の高めドレスを片っ端から着せてファッションショーをしたり、自己啓発本を一緒に読書したりも。
母の日に
「あんなにちいちゃかった貴方が会社経営したり、香港に呼んでくれたり、お母さんのブラジャーのひも調節してバストアップ術教えてくれるんだから、全くたまげちゃうわ。」
といっていました。
たまげちゃいますかね。
後、今年のやることリストのひとつでもある、、インターネットも使い方も教えてあげました。
世代が違うと、本当に、IPadのスイッチの入れ方から教えないといけないのが驚きでした。
(母親世代は、「スイッチは裏側の平面についているもの」「スイッチはもっともっと大きいはず」と思っているようです。 言わないと、ずっと後ろ面をなでてボタンを探している。)
結構難しいですね、全く免疫のない人にテクノロジー教えるの。
とにかく、全てを一から(むしろゼロから)説明しないといけない、、ということを痛感しました。
「インターネットってね、無限の世界に無数の情報が網のように張り巡らされているんだよ。 で、好きな情報を異次元から取り出せるんだよ。ドラえもんのポケットみたいに。 」
というストーリーからはじめることになります。
色々解説しながら、うっかり
「このページ、ブックマークして後でアクセスしたかったら、、」
といってしまうと、
「あくせす、、ぶっくま、、、、?」
と、通じません。
(母親は海外に長年住んでいたのですが、意外とこういう外来語をあまり認識してくれませんでした)
「コピペ」も「ダウンロード」も「アプリ」もわからない。(おそらく携帯でも、基本機能以外使ったことがない。)
あと衝撃的なのは、
画面のタブなんかにある「+」(追加)と「X」(消す)の違いが驚くほど、識別できていない。 (、、こんな重症はうちの母だけかもしれませんが)
私は、自分が思っているより遥かに、説明力に改善の余地があることを自覚し、
自分のコミュニケーション能力を根本的に考え直させるいい機会でした。
ちなみに「ブログ」もなんなのかは、よくわかってなく。
色々と説明したはずなのに、後で
「さっきのお母さんの話、面白いからブログに書いていい?」
というと
「うんいいよ! でも、誰にも言っちゃ駄目だよ。」
って。
奥さん、あのね、、、
日本に帰って、習ったことを少しでもいいから覚えてくれていますように、、と願うばかりです。