自分も食を扱う仕事をしているので、食べ物関連のニュースはいつも気になるのですが、最近注目を集めているのが、これ:
とんかつ和幸などを展開する和幸商事は11月29日、お新香、キャベツを再使用していたと発表した。>> http://ryutsuu.biz/commodity/f112901.html
でもちょっと待って、、
どうも納得いかないのが、
この図のように、

「再利用」、、というと聞こえが悪いのであって、手を付けられていないのであれば元々「利用」されていないのでは?
これだと、
回転寿司屋のワサビとショウガとか、
もしくは
バーカウンターのピーナッツボウルと同じレベルじゃないでしょうか。
(日本ではあるのか不明なのですが、、海外ではバーカウンターに「ご自由にお取りください」と大きなボウルのなかにナッツ類を入れてカウンターに置いているところが多いです)
そこで、ふと頭をよぎるのは、、
温泉旅館とかに行くと、食べきれるわけがないというくらいのご飯がおひつに入ってますよね、、
あれは当然、私の部屋で余った物を他にまわしてると勝手に想定してたんですが
(もしくは、他の誰かが食べきれなかった分が私のおひつに追加されている)、
こんなにタブー視されてるということは、あれはもしかして私が食べなかった分、捨てられちゃったんでしょうか。
他の人が食べるだろうから、よそい方もきれいにしないといけない、、とか思いながらおひつを残してたんですが、今までの努力は無駄だったんでしょうか。
、、、ものすごく心が痛んできました。
おにぎりでも作っておけばよかったです。
あの大量のキャベツも、、資源の無駄をなくそうと思ったら、あれをワサワサとお持ち帰りするしかないということなんでしょうか。
色々考えると、ものすごく気になってしまって罪悪感が拭えないんですけど、
例えば後、洋食屋のブレッドバスケットの中のパンとか、メキシコ料理屋で最初に出てくるトルティーヤチップスの山とか、
、、、私たちが消費しきれないと、後で全部捨てられてます?
食べ物の虚偽記載とか、してはいけないことをしてる会社がたくさんいるのは知ってるんですが、、
個人的には、食の安全云々よりも断然、
「資源の無駄遣い」
というテーマに関して深く考えさせられた今回のキャベツ事件でした。