うちの娘は、「香港在住の、イギリス育ちの日本人とイタリア系アメリカ人のハーフ(二重国籍)」という立場。
都内のホテルでステイケーションをしてお祝いすることに。
グランドハイアットホテルにて、、
前回の続きです>>
【過去記事】私が仕事をずっと続けたい理由。
夫をヒアリングしてみて思ったのは、彼としては私が仕事すること自体が云々、、ではなく、「仕事することによって発生する副産物」がポイントなのかなと思いました。
夫がいうには、、
①外で働いてくれた方が、ディナーの会話が盛り上がりそう。
「君とビジネスの話するの好きなんだけど。
そういうのがなくなって、子供の茶飯事とかご近所のうわさ話がメインになると、やだな。」
②社会に揉まれて働いていた方が、家族にとってもメリットが多そう 。
「 子供に社会やビジネスの仕組みを教えてあげられると思うし、既に外でメンタル面で鍛えられていたら、家庭内で多少のことがあっても物怖じしないで対応するだろうと思う。
’家の事’を任せるにしても、’家の外で培ったスキル’がものを言うと思ってて、家賃の交渉とかでも絶対普段交渉に慣れてるビジネスパーソンの方が有利。」
③将来的な経済基盤。
「実際、今のところ君の収入はなくっても家計上全然問題ないんだけど。でも僕は君より早死にすることは確定している。(←17歳年上)
死んだところで、経済的に困らないようにも思うけれど、世の中なにがあるかわからないので自活力は必須だと思う。 何年かブランクを空けてから仕事を始めるのは相当厳しいので、どういう形でもいいけれど、継続することが大事。」
④主婦が天職にはどう考えても、みえない。
「よっぽど家事育児が大好きで、天職!っていうなら、 そっちの方面で邁進してくれていいんだけれど。 育児はまだ未知数としても、家事に関しては料理以外はむしろ無能と思うので(←自己名誉の為に断っておくと、、これは、夫の家事能力が異様に高すぎるから。あくまでも相対論です。)、同じ時間を使うなら、もっと得意なことをやって役に立ったら良いと思う。家事は外注という方向性でok。
無理に専業主婦になってもらっても、ストレスで逆上してもの投げつけてきそうなタイプのように思うから、家庭平和の為にもよそで働いて欲しい ….。」
理由はお互い別にしても、まあ結論は同じでラッキー、、といったところでしょうか。
以前、「人の痛みは、当事者でない限り根本レベルで理解し得ない」的な悲観説を書いたのですが。
【過去記事】男と女と悪阻と世界平和。: http://ameblo.jp/livethedream/entry-12103023550.html
妊娠というイベントの当事者になりえない夫の理解と共感を、一瞬にして得る方法を偶然大発見してしまいました。
、、、生ソナーをみせるべし。
写真ではなく、一緒にお医者さんに行ってお腹の中にいるのを画面でリアルタイムで見るの。
初回は夫が出張中だったので一人で行きましたが、
こないだ行った2回目ソナーの反応•インパクトが半端じゃない。
「えっ このグーの大きさで写ってるやつ、僕の子じゃん!!中にいるんだね!! わーーーー!!」
(だからそうだって3ヶ月~前から言ってるでしょう、、、)
「すんごい動いてるーーー!! さすが僕の子だからエネルギッシュだね!!」
(ここは、とにかく「うん!」と相づち打つところ。)
で、以来別人のように気が利く夫。
私がバスルームで少しでも長居してると
「ねえっ お腹の子、大丈夫?!?」
とドアをドンドン叩いて心配してくるし (←お顔の手入れしてただけだったりする。)
体調不良でぐったり倒れてて、妊婦らしい超非生産性を発揮していても、
「中でニンゲン育ててるとやっぱり体力消耗するよね、、、 僕はあっちで静かにしてるので、 二人一緒にゆっくり休んでてくれ。お腹が空いたら呼ぶように。 」(キリッ)
と、驚きの変容ぶり。
ありがたくて仕方ないのだけれど、
あー やっぱり百聞は一見にしかずなのだな、とつくづく感じる一件です。
そしてなにより、
もっと早めにお医者さんに連れて行けばよかった!! (キーッ)
一体あの冷戦の日々はなんだったんだろう。。。