
*写真は素材です。
前回の続きです>>
16.インフラ整備。
受験ではプリントが異常派生するため、処理能力の高いプリンター・スキャナーは家の中に整備しておきたい。これで自作の教材や塾でもらったペーパーをデジタル保存&複写して使う。
17.お受験御用達ポスター
例えばこういうの↓
うちはトイレに貼ってたので娘は確実に1日に何回も目にすることになる。

貼った瞬間から結構食いつきが良く、娘の頭の中の点と点が繋がってるんだな、という感じはあった。
「ママこれ↓なあに?」という、帰国子女が汗かくような質問も飛んでくる。

*あとで調べました。
18.アナログカレンダー
曜日や月の感覚が視覚的にわかるから良さそう、と思って物心ついた時から娘の部屋に置くようにしてた。
きょうびの大人のカレンダーは大抵スマホや手帳の中なので、子供の目に入るところにアナログかつ大きいものが必要。子供の字で書き込むので、一日のマス目は大きければ大きいほどいい。
これに月の始めに一緒に習い事やイベント等予定を書き込んだりシールを貼って飾ったりするのが今でも習慣。
これを見てると子供心にも「X曜日はバレエなんだな」とか「夏休みは、カレンダー1ページ分ちょっとくらいの長さなんだな」などと体感してくれる。
受験上おすすめなのはこのように↓テーマが和風で季節性があるもの。
キャラものアニメものは、テストに出ません。

※カレンダー自体は受験に関係なくお勧め。
19.アナログ時計
上記と同じ。時間が視覚的にわかるから良さそう、と思って3歳?の時から部屋に置いてた。「5分」とか「一時間」という時間が視覚的にも体感的にもわかると生活がしやすい。
大人と世界観を共有できる、というと大げさだろうか。「あとちょっとしたら片付けの時間だよ」等というだけだと「ちょっと」ってどのくらいなのかと認識の齟齬があるので、あると楽。
こんなかんじ ↓で外側に分が全部記載されてるものが良い。

うちは壁にかけずに卓上にしてるので、必要に応じて朝ごはん食べてるテーブルの上時とかテレビの横とかに移動させている。
※受験に関係なくお勧め。
20.自分でカバンの用意・身支度をする、という初期設定。
年中後半からはリストを自分で読んで準備してたけど、年少で文字を読める前はイラストで表現したリストを使って、幼稚園のカバンの中身を用意していた。
※受験に関係なくお勧め。
21.受験対策をするというより、丁寧で楽しい文化的な暮らしをしようという意識。
元々季節の行事は好きで、せっかく日本に住んでるんだから和を極める、、!と夫婦共々意気込んでいたので、相乗効果はあったといえる。
うちは夫がアメリカ人で私が人生大半海外の帰国子女なので、おせち料理の具材の意味とか、こどもの日にはなぜ菖蒲湯に入るのかとか、調べながら実現するのがとても楽しい。(現在進行形。もはやライフワーク)
22.日英チャンポンはしない
これも受験に関係なく、の項目だけど強調しすぎることはないと思ってて。
「エブリバディー、パークでプレイしよう!」(凡例)などと言って理解してくれる人間はまずいないから、絶対日本語と英語は混ぜてはいけない!と叩き込む必要有。
うちの場合受験中は、私と娘だけの時は日本語、夫もいるときは家族の公用語の英語、としていた。
*ただ言うが易し、、という側面あり。うちの重点項目だったのでまた別途語ります
こちらもどうぞ【ママ、なんで日本語でお話ししちゃダメなの?】
23.読書習慣
一人で読むというレベルじゃないにしても読み聞かせは0歳から毎日欠かさず。受験だからというわけではなくこれはレジャーの一環。
24.良く寝させる。早起きして勉強させない。
うちの子、他の子と比べて結構よく寝るんだな、、、と気づいたのは後半戦くらいからなんだけど。
巷で「22:00に寝て5:00に起こして1日のプリントノルマは30枚」みたいな話を耳にしたんだけど、真似できないので20:30就寝7:15起床をキープして、勉強は起きてる間にしてた(…当たり前か。)
25.期間限定でお金に糸目はつけないと決める。
特に春や夏の特別講習等があるときに、仕事との兼ね合いでタクシーをじゃんじゃん使う必要があったり、どうしてもまともなご飯が作れない日は外注、という日もあったけれど、全て必要経費として割り切る。
26.TVは昭和のアニメ。
TVは節度正しく観てる分には問題ないという考え。良質のインプットがたくさん。
勝手に色々と検索されると困るので、受験中は昭和のアニメに誘導していた(amazon prime)。サザエさん、パーマン、魔法使いサリー、秘密のあっこちゃんあたりが人気だった。一昔前のアニメはあまり絵がチカチカしてなく、日本語もシンプルで綺麗なのでこの年齢に良い、という印象。
特にサザエさんはお受験ワールドなので全力で押したい。(コタツとか、渦巻き型の蚊取り線香とか、お受験で登場するものの現代の都会では見つけにくいような古き良き日本の定番品やシーンが山盛り。)
27.友達とは計画的に遊ぶ
そもそもワーキングマザーなので物理的に無理、というのもあるけれど、ノリで付き合いに応じてはいけない。お友達と遊ばせるときは計画的に日程を設定して、終わる時間も大体決めておくのが良いと思う。
遊ぶこと自体は大いに結構なんだけど、幼稚園のお迎えのタイミングが同じだったからといって「これから公園でも行く?」というノリは受験上NGに思う。
28.結果ではなく頑張っていることを褒める。
100点とか取ってくるとうっかり「すごいね」などと言ってしまいがちだけれど。
深呼吸してここは「よくがんばったね!」「よく考えたんだね!」などというのが正しい (らしい。幾多の育児本がそのように指南している)
29. 必要としているリソースの近くに住む。
娘が年中の夏に、今後のことを考えて家を引っ越しました。
この時点でまだ受験をすることははっきりと決めていなかったものの、「良い公立の学区」「今後私立各校も視野に入れ幅広にアクセスが良さそうなところ」等々の視点での住まい選び。
結果として比較的都心に落ち着いたため、アクロバティックな通塾スケジュール対応と仕事などの両立にも助かった。
30.受験まで6ヶ月切ったら可能な限り塾に受験服(のようなもの)で行く
そんなことをしていたクラスメイトは他にいなかったので必要なこととは言えないけれど、、個人的にメリットが二つあると思ってて。
まず紺服=キチンとした格好、というインプットにより「さあこれから勉強しますよ」というスイッチが入る。そして当日慣れしておく、という側面も。
同時に「紺服=制服」と捉え毎度「塾に着て行く服を考える」という手間を省ける。
チャラチャラしすぎていなく、動きやすく、理想としては品性と知性を醸し出すような、かつポケットがある(ハンカチを入れるため)私服、、、などと毎回考えるのは結構手間なので、それの回避。
故・スティーブジョブスの精神で。
続きます>>