相方に別居を切り出されても、はいそうですかと応じてはいけない。

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ここしばらく、夫婦喧嘩が絶えなかった。

一体なぜこんなに衝突するのか、当事者たちもよく分からないくらいの頻度で勃発する口論。

 

 

個別ケースを見ると、ものすごく些細すぎる事象について喧嘩している気がするけど。

 

「こんな小さなことくらい、ちゃんとしてほしい。」というのと、
「こんなに小さなことだから、グチグチいわないでほしい。」の対立だったり。

 

お互いがお互いに対して

「自分は今物凄くストレスフルな日々を送ってるんだから、そのへんのところ理解して優しくしてくれない? というかなんで優しくしてくれないの。それはアナタが自己中だからでは? 」

と双方的に思っていたり。

 

 

「自分の方がより多く今犠牲になっている!」と勝手に確信していたり。

売り言葉に買い言葉だったり、、なんだと思う。

 

 

でも家族なので、喧嘩をしている時でも「今日のご飯」や「来週の予定」等のアドミ事項について一応話し合わないといけない。 (単に付き合ってるカップルだったら、それぞれの家に帰ってそれぞれの生活を全うすればいいだけだけど。)

 

で、私は全てが嫌になってきてるので

 

 

「私は、来週は決まった帰宅時間にコミットできない。 仕事のキャッチアップもあるし、プライベートも忙しい!  ところで今まで私がやってたけど、夜の子守りは全部よろしく。」

 

と宣言。

 

 

それに対して夫は

 

「いや、ディナーにするから8時には帰宅して。仕事が溜まってるなら、早朝出勤するように。」

 

という。

 

ここで業務の効率性とか生産性のレクチャーとかが入る。

私としては自分の業務内容の説明とか四半期締めの事情とかいちいち説明することが面倒になってきている状態。

なので、切れる。

 

 

「いや、仕事の都合以前に、そんなに私たち毎晩顔を付き合わせる必要ってないと思ってて! こんなに不可解なくらいたくさん喧嘩してるんだから、しばらく対面しない方がいいよきっと。 というか、私が嫌なんです。むしろ、ちょっと距離を置きたい! 」

 

(ここで私は’Take a break’という表現をして。「私は足裏マッサージでしてくるんで、家のことヨロシク」から「しばらく別居したい」まで、守備範囲が広い表現。 込めたニュアンスとしては、この2つの間くらいの状態、やや後者寄りを示唆していたつもり。)

 

 

ここで夫が

 

「あっそう。じゃあとりあえず別居ね。どっちが出てく? 」

 

 

といえば完結するんだけど、私の提案はあっさりと流されることになる。

 

 

 

「はっ?  何言ってんの? 高校生並みのイマチュアな発想だね。  夫婦だし家族だし、問題があったら解決するまで毎日毎日毎日顔を付き合わせるんだよ。 ご飯は外注するんで、時間厳守で帰宅するように。わかったね。 リピートアフターミー! <私は8時までに帰宅します> OK?! 」

 

 

「、、、、」

 

 

 

 

この後に及んで私に命令するアナタって何者?!

と、もはや威張られてることが意味不明で笑えてくる。

 

 

 

 

でもここで妙に感心したのは「あ。結婚って、相手に対して諦めないことなんだな。」ということ。

 

片一方が諦めてても、もう片方が諦めなかったら関係は続く訳で。

結婚って、お互いがお互いに対して永遠にギブアップしないことなんだなと。

(、、そして重要なのは、お互いが同じタイミングで相手に愛想を尽かさないことかと。匙を投げるのに時間差あればなんとかなる。)

 

 

 

 

そして、今日がその強制門限1日目。

@8時PM

 

 

 

 

 

2人: 「いただきます。   、、、、、ところで、先週はなんで喧嘩してたんだっけ?

 

 

 

 

 

まあ、夫婦ってそんなものです。

 

 

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