前回の続きです>> 不器用すぎる一時帰国、Part 1
ー会話のテンポと濃度について。
日本の人は、あまり自分のことを一気にたくさんしゃべらないね、、?
喋るリズムに違いを感じる。
どういうことかというと。
久しぶりに友達や家族と再会すると積もる話が沢山ある、はず。
これが欧米だと(、、とここはあえてざっくり言い切ってしまいます)
「最近どう?」
で口火が切られてからは基本、自分の現状を1分以内にサマった概要を面白おかしくしてから話が始まる。
例えば
「最近ね、仕事は順調で来期に昇進見込み。例のアホ上司が異動になってラッキー。でも給与面でまだ交渉中なんだよね。プライベート面では新しい彼氏ができたよ。付き合い始めて2か月目。来月一緒にプーケット行ってダイビングする予定。どこかお勧めスポットあったら教えて。」
で、ここで相手が「えー 彼氏よかったね!どこで出会ったの?」
とか
「一時期上司がアホすぎるとかで転職考えてたよね、例のヘッドハンター結局どうなった?」等とツッコミを入れて話題を膨らます。
そして自分の現状報告も同じ要領でしてから、お互いにツッコミを入れあいながら話題の枝葉を広げていくのがメジャー。
でも、日本ではそんなにとんとん拍子に話が進まない。 というか、そんなに対面して数分以内にバーーーッと情報開示をする人が少ない。
「最近どう?」
「うん元気。」
「仕事はその後どう?」
「結構順調だよ。」
、、みたいなテンポで話が進む。
で、話す時間が2時間あるとして、1時間45分の時点で「ところで彼氏ができたんだ」と緩やかにカミングアウトするような時間配分。
単に方法論的な違いだけど。でも時間が限られている中で早めに本題に入ってくれないと、深い話ができないのがネック。
ーそう親密でない、もしくは初対面の人との対話について。
そうだ。日本では、そう親密でない人にあまり個人的な質問をしないんだった。
でも、個人的な質問をしなくて一体どうやって親密な関係になれるのか。。?
それにしてもなんでこの人は私の仕事について何も聞いてこないんだろう、、、
聞かれないということは、私も相手に聞いてはいけないのかな。
もしや今子連れだから主婦だと思われてるのか?
仕事に関してだったら話題たくさんあるからむしろ聞いて欲しいんだけど、別に勝手にアピールするほどのことでもないね、、
そして、私が今香港に住んでることは知ってるはずだけれど、何も聞かれないということはあまり興味のある場所ではないのだろうか、、。
とか何とか。
「普段だったら自分が絶対聞かれるようなことを、なぜか一切聞かれないことに対する相手の意図」を探ろうとして苦戦。
ー 書籍の切り口が大雑把。
ーコンビニで感動の嵐。
ー人の呼び方がわからない。
例えば、友達の家に遊びに行って彼女のお母様と対面するシチュエーションがあったんだけど。はてそのお方の呼び方は?
おば様? ○○(苗字)さん? お母様? ○○ちゃんママ ?
今思えば「なんてお呼びしたら良いでしょうか?」とその場で聞けばよかったんだろうけど、その時はそんなことすらわからない自分にふがいなさに打ちのめされてるばかり。
ついでに言うと、久しぶりに会った親戚の皆様方に正しく呼びかけをできたか自信もないし、
自分の夫について話をする時に「主人」と「オット」を併用してみたけれど、どっちもしっくりこない。「旦那」ではないんだよね。
>> 続く、、 かもしれません。