最近結婚したイギリスに住んでる親友と、電話でいわゆるガールズトークをしてた昨日の夜。
あまりガーリーなトークじゃないかもですが、
「結婚式って別に、人生最高の日じゃないよね?」という話をしてました。
ウェデイング業界の煽りもあって、あたかもこれは人生の総決算なのかと錯覚してしまうイベントでもありますが。結婚式は一つの節目だけれど、それはこれから始まるであろう新たなチャプターの前奏曲という位置付けのはず。
ビジネスも、上場した日が一番株価の値が付き、以降下降の一途、、ではいけないし、ミュージシャンもデビューした日はスタートラインに立った日でしかない。
もし「最高の幸せ」が、何ヶ月にも渡る綿密な企画の元、何百万円という費用を投下し、全国から縁者を呼び寄せなければ得られないとしたら、人生相当厳しい。
彼女も、結婚式が終わった後の新婚生活は今楽しんでるけど、別に以前も同棲していたので楽しさのレベルは同等とのこと。
私も結婚式の日はとっても幸せだったけれど、その前にも後にも、幸せな日はたくさんあったし、今この瞬間も幸せなんだと思います。
ちなみに今この瞬間、、とは:
キュートな娘が隣でスヤスヤ寝てて(というか、やっと寝てくれて。さっきまではこの世の終わりなのかというくらい号泣していた。)、ペットの猫が2匹追いかけっこしながら足元を通り過ぎ、今日の仕事に一区切りがつき、先月もトラブルがあり一瞬ひやっとしたものの売り上げ目標に到達したヨッシャという気分で第4四半期折り返し地点で、レモンティーを飲みながらブログ書いてて「後で、カップケーキ買いに行きたいなあ」と思っている、本当に何気ないひととき、、です。
今日は時に問題課題のない平穏な日だけど、仮にマイナスな出来事がある場合でも、
例えば夫と喧嘩するとき「ま、私と意見の相違があるようだけど、好きなんでしょう私のこと。」とさらっと流せ、
娘が夜泣きして自分が寝不足で目が血走っても「まあったく、私がいないと生きられないのね、可愛い子。」とプラスに捉え、
会社でトラブルがあっても「ま、これ一発で倒産するわけでもあるまい」と落ち込みモードから脱し、
カップケーキ食べたいと思いつつも 近所にはマカロン屋もエッグタルトが美味しいベーカリーもある、、、という選択肢と感情の両義性の中に幸せはあるんじゃないかという思いに至る、水曜日の夕刻どき。