ライフステージの変化に伴い、領事館やイミグレーション等の行政機関に最近よく足を運びます。
そうしながら、自分が〜5年前に香港に引っ越してきたときのことを思い出しました。
予想以上に長居しちゃってるけど、でも結果的に良かったなー。なんて回想しながら、そういえば香港は自分が当初イメージしていたのと大いに違ったな、、なんてことも思い出されました。
イメージと違った香港生活。①〜④>>
①自転車を颯爽と乗り回して、香港の街を制覇しているはずだった。
私は車の運転ができないのですが、代わりに自転車は大好き。
エコだし、風になった気分でどこまでも行ける爽快感。
香港は小さい島国だけど自然も多いし、さぞかし自転車で制覇しがいのあるところでしょう、、と思ってきたのですが。
そもそも私が頭で思い描いていたのは、中国本土の話のよう。
http://bikeshare.com/2013/11/can-bike-share-make-beijing-part-of-the-kingdom-of-bicycles-again/
しかも大陸でもそんな光景は廃れてきているって?
http://withnews.jp/article/f0150623000qq000000000000000W0230301qq000012127A
香港の街中は、自転車に乗るのなら命をかけてしないといけないし、
自然が多いところは、自転車を乗り捨ててきたいような急斜面の場所多し。
郊外に行けば適したところもあるんだろうけど、、。
②ブランド物でばっちりキメキメの、セレブ妻集団がいる。
香港のショッピングモールの高級ブランドのフロアに行っても目立つのは中国本土の方々。
アフタヌーンティーに行って目立つのは観光客。
香港マダムなんてもはや死語なのでは?
というか元々フィクション?
と思い、「香港マダム とは」とググってみると、検索トップに出てくるのがなんと自分のこと、、。
笑うしかない。
http://lineblog.me/ha_chu/archives/40458219.html
③中国語を流暢に喋っている私。
海外に引っ越したら、自然と外国語を自由自在に操れるようになれるようになる、というありがちな楽観的・非現実的憶測。
公私共に、英語オンリーでも私のビジネス・生活の範囲だとコミュニケーションに困らない、、というのは私の言い訳ですが、努力しなければ言語の習得なんて絵空事であることは確か。
その上、私の思っていた「中国語」を話しているのは大陸の方で、香港で話されているのは広東語だ、、、という違いに気づいたのが引越す1週間程前だっただろうか。
中国語(普通語)、広東語いずれも喋れないまま現在に至ります。
④着物を着てパーテイーに行くような生活をしているはず
香港といえば国際都市だし、国際都市といえば社交。
国際的な社交といえばパーティーに出身国の民族衣装を着ていくときっとポイントが高いはず、、 という短絡思考。 (私の場合イギリスの方が出身国かもしれないけど、でもそれでは衣装の差別化ができない。)
でも実際、そのようなパーティーはない。
パーティーは常に各所で開催されてけれど、迷わずドレス着ていくし、その中で「ああ、着物を着てきていたらな、、」なんて思ったことは一度もなく。
アイディアとしては今でも素敵だと思うけれど、実際問題、年がら年中蒸し暑い上に、日本より埃っぽいので。香港の風土に合わないんですね、、。
まったく。香港に引っ越すからといって、出国前にせっせと着付け教室に通った2011年の私に教えてあげたい。
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続く>>>