①乗り物編:
http://7-themes.com/6966913-ferrari-cars-wallpapers.html
乗り物は、男のロマン! 具体的にどんなロマンかというと例えば、
クラッシック•カー:
クラッシック•カーやクラシック•バイクをこよなく愛するコレクターという人達がいます。
クラシック、、とだけあって、乗り物なのに歴史的•芸術的価値があるだけに、気軽に乗れないのが最大のネック。(乗れるものもあるけれど、天候と道路を選ぶ)
博物館の展覧物のようなものを保有しているのと似た状態。でも「保有している」ということに満足している。
価格はものによってピンキリだけど、一台数千万円~なんてザラ。
クルーザーボート:
こんな格言が全てを言い表わしている。
“Boats are holes in the water, into which you throw money”
「ボートとは、海に浮かぶお金をつぎ込む穴のようなもの。」
“the happiest day of a boat owner’s life is the day they buy the boat and the day they sell it.” 「ボートの持ち主にとって人生で最も幸せな日は、ボートを購入した日、そしてそのボートを手放せる日。」
BOAT – Break Out Another Thousand
「あともう千ドルつぎ込め」
一艘数千万~数億円、プラス保険。維持費。マリーナ保管費。修理費。燃料費。オプション艤装他。
香港は海に囲まれてて環境的には恵まれてるのもあり、まわりにマリン系の乗り物好きが多いです。 あとヨットも。
フェラーリ:
毎シーズン買い替える、、なんていうのはまだ可愛い方で、真の愛好家はレースに出ます。
ホビーレーサー、ということになりますが。まず車だけで1台数千万円~します。
そしてその車をどこか専用の場所に保管•管理してもらわなければいけない。(このメンテだけで年間1千万円くらい。)
愛車を乗るためにレース場を借りると使用料が発生し、コース一周するごとに消耗するタイヤを替えないといけなく、それが一周十何万円。
各国で開催されるアマチュアレーサー用の大会があり、 そして条件の一つが、その年のフェラーリの新車で参加すること。
そしてもちろん、海外レースで乗るマイカー•フェラーリをその都度現地に搬送しなければならない。
そのレースに参加するのには、ビジネスorファースのフライトで最上級のホテルに泊る(これは任意、、でも彼らは勿論そうする。)
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/フェラーリ・チャレンジ
某投資銀行エグゼクティブが長年はまっていましたが 。
解雇されたのでフェラーリ活動は一時休業、、かな。
②旅行編:
http://www.broncesmestre.com/en/the-most-exclusive-hotels-of-the-world-mestre-creates-luxury/
沢山稼いでも使う自由時間が限られているので、お金に糸目をつけない分野の一つ。
フライトはビジネスクラスが普通。
子供がいる場合はホリデー先で夫婦がちゃんとホリデーできるよう、お手伝いさんも子供の数に応じて1、2人連れ行きます。
子供は一緒に座るとうるさいので、お手伝いさんと一緒にエコノミーに座らせる事が多い。
でも空港のラウンジでは一緒に時間過ごす。
旅先の動向(宿泊先。レストラン。アクティビティー。等)は、わりかし口コミに影響受けやすいような。
というもの、お金は沢山合っても自由時間があまりない人達ので、その限られた時間を有効に過ごすのに重要なのが「間違いなく、楽しい思いをすること(ハズレの選択をしないこと)」。
5つ星ホテルに泊るとサービスレベルの確実性があるし、友達夫婦が美味しいと言ってたレストランなら信用できる。
知らない国に行って未知なる素晴らしい体験をしたい反面、「毎年恒例の○○」というルーチン性のあるものも好き。この傾向が一番強いのが、自分の別荘。
例えば、「毎年ニューイヤーは、うちのカナダのスキーロッジで」等。
このなんらかの恒例行事に毎度友達を招待するパターンもよくあり、皆に喜ばれる。
③趣味のビジネス経営編
http://www.305startup.net/creative-new-business-ideas-2015/
自己実現プロジェクト、、ともいいます。
私自身が食品会社を経営しているため、レストランやバーに出資したりする人が身の回りで目立ちます。
香港中にある、各所の一等地に店鋪を構えている有名某飲食店チェーン(、、ああ名前言いたい)は、毎年赤字続きだけれど、経営者達がほとんど趣味でやっているビジネスで、別の事業でたっぷり儲けているので無問題だとか。
その本業の方のクライアントを自分のレストランで接待すると、ロマンがある。
他には、香港でバンカーをしながらフランスでワイナリーを立ち上げ、共同経営してる人とか。
友達が家に遊びに来た際に「これは、僕のワイナリーでつくっているキャベルネ•ソーヴィニヨンで、、」と話のネタにできるというロマン。
私自身の会社の関係でこういう方とよく会いますが。
実は夫の属す金融業界の人々も飲食業界と共鳴するところが多く。(私の取引先は、実は前は夫の仕事関係者だった、、 ということも過去何回かあった。)
彼らのような無形の価値を生み出す仕事は「食」のような、人間の根本的なニーズに立ち返ったようなビジネスに魅力を感じるのかもしれない。
多分夫の、マサチューセッツに土地買って自給自足パラダイスを展開したい、、、という野望も、この自己実現欲求の変形かと思います。
後、画家のパトロンになって芸術を育てるみたいなロマンも。知り合いの大物政治家は豪邸に気に入った芸術家のギャラリーを展開しています。
次回に続く>>>