「喉から手が出る程欲しい」時点で、不利。

ここしばらく、物理的にも精神的に色々と彷徨っていましたが。

昨日無事、引っ越し先となる次の住居及びオフィスが決定しました。

 

おそらくどの都市でもそうかと思いますが、香港の不動産メリーゴーランドは熾烈で。

求めているスペックの物件を好ましい条件で契約にこぎ着けるのは、エージェント、大家さん、そして他のテナント希望者との戦いだ、、、と今回痛感しました。

 

前半戦は結構苦闘し、求めているような物件がなかなか見つからなかった、、という疲労の他にちょっと興味持った物件があればエージェントから「明日までに契約しないと、他の人が取っちゃうよ。」と必要以上に煽られ(そして2時間おきにプッシュの電話がかかってくる)、

 

とにかく契約書の条件見せてと言ってるのに、その前にデポジット出せといわれたり
(誰が払うか?!)

香港の不動産エージェントは一人で大家さんとテナント両方を仲介するのが一般的ですが(仲介料も同じ)、明かに公平性を欠く仲介だったり。
そんなこんなで、気が滅入るやり取りが多かったのですが。

(大家さんもエージェントも「一日でも早く小切手を切ってくれる人」が一番大事、、というのは現実で。「来月からテナント希望の人」 より「明日からテナントになってくれ、今日前金を払ってくれる人」の方が大事なのは、わかる。  頭では。)

転機が訪れたのは、求めている物件のスペックを思い切って変えたため「アリ」と思える該当物件が複数出てきたこと。そうとなると、選択肢が増えて余裕のある私の方が 強気で条件を出せるようになります。

「他社では、ここまで譲歩してくれたんだけど。」

「この条件が飲めないなら他に行くわ」

「これがOKだったら明日契約できるよ」

、、、と、複数エージェントの複数物件をネタに交渉をガンガン進めた結果

—賃貸料の10%値引き

—エージェントの手数料50%値引き

—半月分のレントフリー期間の確約  (引っ越し準備中に当てる、賃貸無料期間)

—管理費•地租*の責任転換(香港ではテナント側が負担することもある)
*日本でいう固定資産税

—敷地内の掃除•修理 (香港は物件の受け渡しがホコリだらけ•無修繕の「as-isありのまま状態」のことが多い。)

等を取り付けることに成功し、めでたく理想のオフィスに好条件で契約が成立しました。

この件で改めて認識したのは

そういえば、これはビジネス、、というか人生の大原則だったな、ということ。

不動産探しなんて、そう頻繁にすることでもないので、当初ストレスで活路を見失ってた感がありますが。これは私の通常業務でも全く同じ原理でした。

沢山のお客さんがいると、一社の厳しい条件を飲んで身を滅ぼさなくてもよくて、
商品を沢山展開しているぶんだけ、幾つか死に筋商品があっても慌てなくて済み、
無論、企画は自分から売り込むより相手から頼まれるようになると、買い叩かれません。

 

これ、異性との交際も、就活も、 ストリート•マーケットの値引き交渉でも同様で。
全てが絶妙な需要と供給のバランスの上に成り立っている取引です。
選択肢が多い方、そしてより切羽詰まっていない方が有利なのは、世の中の常ではないでしょうか。

もはやなにかを「喉から手が出る程ほしい」と思っている時点で不利な気がする。

 

 

 

切羽詰まっていてもそれを上手く隠すテクニックを付けること。

そう選択肢がなくても、あたかもあるように振る舞えるようなスキル(演技力?)を身につけること。

そして、そうやってハッタリかましている間に実際に選択肢を増やせるようにすることが、ビジネスパーソンとして、そしていち社会人としての自分の課題のように思います。

 

 

 

避けたい事態eg/:

5分もメール返信してないじゃない!
浮気してるの??!

http://www.readwave.com/desperate-and-insecure_s22109

 

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