ワーカホリックは、結婚した方が長生きするという説。

イタリアから香港に月曜日に帰国し、既に「バケーション? いつのこと?」のようなモードに突入してます。

 

私の会社は初夏~初秋が繁忙期なので、ある想定範囲内ではあるものの。

なにが不思議って、私が不在なら不在なりに業務は元気に回っているのに、香港にいると仕事は毎日槍のように降ってきて無限ループ状態だ、、、ということ。

 

立場上、「仕事を増やすことが仕事」だという側面もあるので(新規ビジネスを引っ張ってくる事や、既存業務の改善点を探したりetc)まあ当たり前だよね、、 といったらそれまでですが。

 

(、、もしくはパーキンソンの法則*?!  *仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

そして夫はまだイタリアに残留しているので、なんちゃって独身生活に再び戻っています。

 

「え!! 彼は長期海外逃亡で、メグはおいてきぼり!?」

と友人知人は驚いていますが、彼のように5ヶ月ばっくれるわけにもいかないので、これでいいのです。

 

 

さて。

夫の不在中の生活ですが

一番影響があるのは、ピロートークの相手がいなくなったことでも、住まいのセキュリティーが不安になっていることでも、ましてや「亭主達者で留守が良い」ということでもなく。

 

それは

ワーク•ライフ•バランスが、崩壊まっしぐらだな、、、  という現実。

 

夫がいて共同生活をしていると、生活のリズムというものがあって、相手と調整しながら自ずと夜ご飯の時間や、週末の過ごし方、そして就寝時間もパターン化するのですが。

 

なんちゃって独身生活の今は、自分以外の人の都合に合わせる必要がない。

、、、となると、ゴーイング•マイ•ウェイで、常になにか作業に没頭してしまう私。

 

 

この「なにか」は仕事である場合が多いですが、仮に休息している時も本読んだりネットサーフィンしたり(ブログ書いたり)、交感神経は大忙し。

 

「もう、そろそろ仕事やめたら? パソコン切るよ?」 と就寝時間に言う人もいないので、結果気が済むまで延々とやってるんですが(なんだかんだいって、楽しいので)、これが実は心身ともに、よろしくない。

 

仕事が好きならいいじゃん、、というものでもなく、心理状態としては「お腹いっぱいだけど食べ続ける大食い選手権のチャレンジャー」みたいなもので、健全ではないです。

 

 

他に食べ物関連で、

一人の食事状況ですが。

夫婦揃うと何をどこで食べてても一種イベント感があるけれども(「夫婦でデイナーする」という予定であり、オケージョン。自炊でも、外食でも。)

特に友達と会わない自分だけの夜なんかだと、もはや食べるのが面倒になってしまったり忘れたりする事も多々あり、ようやく空腹感を覚えて食べないといけなくなると、「食事」というより「生命維持のための、養分摂取の時間」、、、みたいなかんじです。

 

夫も私も「なんか生産的な事をしている状態」が好きなカップルですが、
それでもお互いが一緒にいる事によって発生するいわゆる「非生産的(無駄?)な時間」ていうのはたくさんあって、

ソファーでごろごろしながら、とりとめのない会話をしたり、

ワイン飲みながら一緒に夕日見てぼーーーっとしてるのような、息抜きタイムが、それ。

面白い事に、

イタリアにいる夫も同感らしく。

 

「いやー  君がいると、急に抱きついてきたり、哲学的な議論を吹っかけてきたり、日々のスケジュールに適当に邪魔が入って来ていいんだけど。  一人でイタリアにいると、屋根裏部屋を整理したり、パソコン作業をしたり、ジムにあくせく行ったりしちゃって。 せっかく休みに来たのに、実は全然休暇ってかんじじゃないんだけど! 笑」

 

と言っていました。 (私の滞在中は、お互い程々に「やることリスト」をこなしながらも、基本は安息モード。)

 

なので考察ごととしては:

•結婚すると自分の時間が減る、、、というのは皆いっているけれど。 本来、結婚って「むしろ減って良し! 他者への時間の献上、上等!」と思える状態がベストなんだろうな。

 

•一見「無駄」に見える時間は、実は無駄ではない。

瞑想と通じるところがあるのかなと考えたんですが、、心と頭に「空白」をつくることによってもたらされる平穏、そして湧いてくる構想や発想ってある。

 

•ワーカホリック気味の人は、早いうちに結婚•同棲したほうが、適当にスケジュールにストッパーが入って、心身の消耗を回避できるのでは?

 

という所感です。


http://www.bridgeny.com/blog/bid/335729/Why-I-Changed-My-Mind-About-Integrated-Marketing-Communications

 

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