フランス貴族流の子育て、観察日記。

前回の続きです。

【過去記事】フランス貴族のシャトーでお世話になっていた週末。


文献にも載ってた、、。

 

シャトーの敷地内を走り回る、10何人もの小さな子供達のいる大家族と過ごした観察日記:

 

 

*どこまでの事項が「この家族だから」のことなのか、もしくは「フランス人全般」に該当することなのかが曖昧ですが、、いずれにせよ印象に残った事は確か。

 

•子供が生まれたら、庭に木を植える伝統がある。 大家族なので、屋敷の周りは木がたっくさん。

 

•目上の人に敬意を払う事が徹底されている。

 

大人達がアペリティフをしていたら(食前酒)、ナッツやクラッカー等のお皿を持って回るのは子供達の仕事だし、大人達から了解を得てから自分も一つとって良い。

 

•子供が大人と食事の席を共にする場合は、勉強のため大人の会話をおとなしく聞き、むやみ勝手に発言しない。

 

•それぞれ皆自分より上の世代には「あなた。You」と言いたい時には親しい間柄で使われる「Tu」ではなく敬語の「Vous」を使う。大人も、祖父母世代に対して同じく。

 

•就寝時間前には、子供達はお祈りの時間。 賛美歌も歌っていました。

 

後でムッシュにフランスの宗教教育に関して聞いてみたところ

「学校のカリキュラムは宗教に重きをおかないけれど、宗教は一種総合教育なので特に旧家では皆教えているかな。」  とのこと。

 

階段の下のマリア様の前で。

•基本的に、放任主義。 子供が泣いていても、すっ飛んてんで行かない。むしろ放っておく。
、、そしてしばらく放置しておくと、子供は自己解決して泣き止んでいる。

 

•厳しく躾けられていると同時に、愛情に満ちあふれた育ち方をしているのも見ていてわかる。

 

普通の愛情表現以外にも、「おやすみなさい」も「さようなら」も「はじめまして」も全部ほっぺキスが共なうので、子供達はお互いに、そして大人達と一日に何十回とほっぺをあわせてプチュっとすることになります。

内心「この人達ダレ。。」と思ってるかもしれないのに、ビジターの私達夫婦にもプチュとしてくれます。

 

 

•全盛期には召使いが25人+いた、このご家庭。

現在はいないので、家事はどうしているのか、というと家族が手分けしてやっています。

「何十人分の食事の準備、片付け大変そう、、!」

と私は思ってたのですが、実準備も片付けも子供の家長も含め何十人で一斉に皆で行うので、実際はあっという間に終わります。(食器洗い機等はある)

 

私はいわゆる分業系家族で育ったので(子供は勉強に専念していればよし、、という家で、家事を手伝った記憶がない)良い意味でのカルチャーショックでした。

そういった意味では、香港の家庭が一番不健全なのでは、、という気がしないでもない。

←全部お手伝いさんに家事をしてもらい、かつ子育てごとアウトソーシングしているような家庭も。

(そしてお手伝いさんはうちもいるから、偉そうなことは言えない。)

うちはまだ子供いないのですが、子育て方針に関して、そして次世代のあり方について色々とインスパイアされ考えさせられた週末でありました。

 

 

 

*シャトーおまけ*

このお城の屋根のとんがりコーン、なんのためにあるのか(もしくは中に何が入っているのか)わかります?

私はおとぎ話を読んでいた子供の事から不思議だったんですが、、

なぞがとけました。

 

まず。中身は空です。

 

このようになってる:

隠し扉

登って行くとこのような。

部屋としても、物置としても使えます。

子供も中に入ってかくれんぼします。(東西古今的事象ですね。)

聞いてみたところ、とんがりコーンの存在理由は2つ、、、

 

①頂点は、避雷針として重要

 

そして

 

なんか、カッコイイから。デザインだよ!

 

とのことです。

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