1泊2日でフィリピンに射撃の訓練に行っていたのです。
夫は元米軍高官という経歴なのですが、他にも各種武道の有資格者であり、異様に防衛意識が高い人間であります。
空手や居合道といった伝統武道に始まり、専門は
—総合格闘技(Mixed Martial Arts)
と
—クラヴ・マガ (Krav Maga – *イスラエル発祥の近接格闘術。殺人術・護身術含む)
クラヴ・マガは、映画、ボーン•アイデンティティ シリーズでマット・デイモンが繰り広げている、あれ。
参考: http://www.martialartsactionmovies.com/the-bourne-identity/
射撃はその一環です。
(生き物を撃っているのではありません、、念のため。 訓練場に的があります。)
要は、彼は筋金入りのサバイバリスト(生き残り主義)で。
いざという時に、
「食料を自分で仕留められる」
「自分・家族を守ることが出来る」
というスキルを身につけていることは彼の中ですごく重要なことなのです。
(彼は、上記のことは「男として」重要だと思っていますが、護身術に関しては「女だからこそ」必要だ、、と考えているらしく、「一緒にトレーニングしようぜ」と勧誘されているところです。)
後うち、実はもしもの事態に備えて家の中の各所に武器を隠し持っているんですよ、、 (場所は秘密)
ここまで来ると、妻として同居人として、自分がものすごく安全な立場なのか、逆にこの上なく危険な状況にあるのか判断に迷うところでありますが、(極力、ケンカを避けたいタイプの人間。)
多分、 この世が崩壊した場合は、夫と一緒にいれば私の生き延びる可能性は格段に上がるんじゃないかと期待しています。
それはそうと、、
自分に限った事でなく、女性って、なんらかの次元で「生存能力が高い男性」を伴侶に選ぶように本能的にプログラミングされているように思います。
例えばちょっと古い概念ですが「3高 (高身長・高学歴・高収入)」って、生存可能性が高そうな男性の構成要素ですよね。
「高身長」= 栄養が行き渡っている。健康そうだ。簡単に死ななさそう。
「高学歴」= 高い知能を、生命・生活維持に活用してくれそう。
「高収入」= この資本主義社社会において、生き延びるための資源(お金)を十分に調達できる。ということは、飢え死にする事はなさそうだ。
近年もっぱら流行っている「3低」(低姿勢・低依存・低リスク)も、根本的には類似したメンタリティーではないだろうか、と思ってみたり。
(低姿勢、低依存= ストレス•フリーで、自分の寿命が伸びそう。自分も家庭の外で自己実現して、生存する糧を得る環境が実現されそう。
低リスク = 事故の少ない、平穏な生命維持が保証されそうだ。Etc.)