深圳の観劇&裏話

行ってきました深セン。

知人がプロデュースしているEVOLUTIONというショーの開幕日の観劇をするのが、元々の旅の理由でした。

(シルク・デ・ソレイユのシリーズも手がけている彼。参考: シルク•ドゥ•ソレイユの裏話 )

 

しかし、あいにくの台風により延期。

 

テントで公演していているので、飛び芸や失敗したり照明が落ちる危険があって危険とのこと。

 

でも、延期翌日にそのショーの楽屋探検や、リハーサルをプロデューサー席から観劇させてもらったので、更に貴重な体験をさせてもらった気が。

 

 

 

準備体操中。     素晴らしい肉体美。

観客500人の真上で、パフォーマーが華麗に空中芸を。

観客の上から落下してくる水槽。中にパフォーマーが泳いでいる。

頭上数センチまで水槽が降りて来て、触れる。。

ショーの斬新さもさることながら(ショーが、観客の360度で行われるインタラクティブ・シアター式)、横の彼の裏話トークが楽しかったです。

 

 

例えば、、

 

—ロードショー中のパフォーマーの給料は週500米ドル
(お稽古中はもっと低い)

 

 

—今回は、経験が浅くてもコストが安い新卒でキャスティングする必要があったので、演劇学校のキャンパスで募集広告をうった。(他のショーではよくオリンピック出場者から選出)

 

 

こういうショーの9割は実は赤字。 「ハイリスク・ハイリターン」を求める投資家が都度投資をしてくれるので、芸術ビジネスとして成り立っている。

 

 

—ハリウッド映画で、よく俳優の誰々が出演料◯◯億ドル、、、と報道され話題になるが、 その裏では何倍以上も儲けている立案者や投資家がいる。(もちろん、興行収益が悪かったら莫大なロスを被っている)

 

 

—プロデューサーの彼の仕事は半分クリエーター、半分営業マン。
ショーの制作以前に、ショーの売り込み•資金集めをしないといけない。

 

 

ーこのショーは円で10億単位の資金が要った。

 

 

プロデューサーの収益は、各ショーの投入リスクに応じて入る。
もし大半が自分で募った融資で成り立っている場合は、ショーの総来客数に応じた収益が上がるけれど、逆に「資金を出すのでこういうショーを作製してください」と外部から依頼された場合は、低リスクの代わりに報酬も一定範囲内。

 

 

後、パフォーマーのゴシップとかも、、、

 

そんな愉快な話を聞いてたら、コスチューム着た本番も改めてまた観に行きたくなりました。(リハーサルは稽古着)

 

 

秋頃にはマカオでも上演予定だそうです。

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