3日間の講習&実技期間を経て、めでたく
ダイビング免許を取得しました! (PADIオープンウォーターダイバー)
何年か前に作成した「死ぬまでにやりたいことリスト」の一項目だったのですが、
実際体験してみると、
もはやリスト云々どころではない!!
という特大級の感動の世界が広がっていました。
シュノーケリングは今までやったことがあったものの、、
一時間近くも水深20ー30メートルに潜ってて海中ワンダーランドと一体になるなんて、今まで体験した如何なるアクティビティーとも似ていない、異次元のスペクタクルでした。
形容するのが難しいのですが、
宇宙飛行士になって無重力空間を舞っているような。
世にも美しい映画を観ているような。
こんな海の底を自力(潜水艦とかに乗らずに)で探検しているなんてスゴい!!という無敵感と、
この空間のおいて私は基本的に無抵抗な存在なんだな、、という無力感を同時に感じる、
シュールレアルな体験でありました。
私が受講したPADIオープンウォーターダイバーの講習は、3日間。
最初の1•5日が、DVDを観ての講習&筆記テスト、及びプールにて演習。
残り半分が学習したことを応用しての海でのダイビング。
基本的な機材の機能の学習や、水圧の計算方法や浮力の調節方法以外に、
「もしエア(酸素)がなくなったら」
「ゴーグルがもし海中で外れて視界が見えなくなったら」
「バディ(ダイビングのパートナー) がダイブ中に気絶して動かなくなったら」
等と、非常事態対応にすごくフォーカスしたカリキュラムな印象を受けました。
でも、、
ちょっと考えてみても、上記の事態が一つでも発生したら生死の瀬戸際的大騒ぎかと思うのですが(、、酸素が無くなったらって、、死ぬではありませんか?!)
インストラクターは
「いや、結構ありますよ。でも対応方法を知っていればノープログラム!」
と鷹揚です。
(「そういうことは結構ある」、、というのは、例えば、魚を夢中になって追いかけていたら、いつの間にか計画してた以上の時間が水中で経過していたとか。そんなとき、酸素がなくなりそうになったら、バディに「エアが無い」のハンド・シグナルを出して、エアを分けてもらって一件落着、、と学習。)
幸い、そんな予想外の事故に見舞われることもなく、無事計4回のオープンウォーター(海中)ダイブに成功。
>頑張って息しているので精一杯で、全然写真とれなかったのですが、、浅瀬でかろうじて余裕があったときはこんなかんじ↓ (深いところはもっともっと綺麗)
潜っている間、色々なことを想いました。
「ああ こんなに美しい世界が海の底に広がっているなんて、、生きていてよかった。ダイビングせずに死んだら、あの世で後悔してるところだった」
「あの世、、といえば、水中では音や光が陸上とは全く違う不思議な感覚で伝わってくるんだけど、、黄泉の世界に向かってるときって、こういうかんじかもしれないなあ」
「今、私の命はこの細いチューブのみに依存してるんだなあ、、 自分の存在はなんと儚いことか。」
「海と一体になっているワタシ。 重装備だけども、ライク•ア•リトル•マーメイド、、、!」
ここまで、生命の危機を間近に感じながら長時間異次元空間でするレジャーも珍しいと思うけれど(スカイダイビングとかも経験済みですが、「わあ凄い!」と思っているうちに結構あっという間。)満足感は、海原のように特大でした。
これで「奇妙な体験シリーズ」の
パラグライデイング (2008年)
スカイダイビング (2010年)
スキューバ (2014年)
は押さえたので、
後は、バンジージャンプを体験したら(自分の中での)4大体当たりレジャーは制覇できるな、というかんじです。
スキューバはあまりにも気に入りすぎたので、今後香港でも是非ダイビング・グループやスポットを探してみたいと思います。
参考:
お世話になったダイビングスクール:
Bali Scuba Masters → http://baliscubamasters.com
ダイビングスポット:
ヌサ ドゥア Nusa Dua → http://www.mega-dive.com/nusa-dua/
トランバン Tulamben → http://www.u-tour.jp/dive_utour/bali_tulamben.html (沈船ダイブ!)