お金持ち = 浮気する
というセオリーは、一般論として広く流布しているように思います。
マスコミとか金融、商社や新興IT企業社長にそういう傾向が強そう。
興味が湧いたので、投資銀行ワールドの渦中にいる夫にその辺のところを詳しく突っ込んでみました。
「巷で良くそういう説を聞くんだけど、実際アナタ方は、浮気性なわけ?」
と聞いてみると、面白い回答が→
「うーん。 若くて、初めて小金を得た時とかそれなりに興奮するし、色々な女性と遊びたいと思うけど、ある程度キャリアを積んで現状に慣れると、そういうのは面白くないし、ちょっとダサいんだよな」
「結婚した後、浮気する奴も勿論いるけど、とってもUNCOOLだとみなされるよ。」
とのこと。
ダサい、、、(非cool)というのは
愛人を何人囲っていも、彼らの世界では全く自慢にならない
のだそうです。
なぜなら、それはお金があれば、誰でもできるから。
(程度と相手にもよるでしょうけど、実際問題お金がなくても可能ですね。)
一夜限りの関係、、なんていうのも、ハードルが低すぎて全くスゴくない。
逆に最も理想的とされ羨まれるのが、唯一最愛の奥さんと一緒に生涯仲睦まじく幸せに暮らすこと、だそうです。
なぜなら、それはお金で買えないから。
★参考:
彼らの「レア物好き」の性格に関して書いた過去記事: 年収1億円プレーヤーと結婚する女性とは
最近色々な人とお話をしていて感じるのですが、意外と投資銀行マンの世界(他業界の高所得者層も同じ?)って、上に行けば行くほど物質的な執着が減るように思います。
別荘いくつ持っている、とかフェラーリ何台目、とかヨットとかの話が盛んなのはキャリア前半~30代半ばくらいまで。
結婚して30代後半、40代~になると、家庭崩壊している男性(そんな人も多い)は相変わらずフェラーリとヨットの話だけれど、
幸せな成功者は大抵、いかに自分の家族が素晴らしいか、奥さんを愛しているか、子供達が可愛くて優秀か、、、という系のノロけ話になります。(前者とヨットの保有台数が同じだとしても。)
「プライスレス主義」なんですね。
納得。
後、彼らの場合、自分の方に過失があって離婚する場合、多大な慰謝料なり財産分与をするはめになるので、経済的もそういう選択肢は可能な限り避けたい、というのも本音のようです。
確かに、一晩の過ちで億単位のロスの発生させるのは、割に合わない。
余談ですが
「お店で売ってない」「お金で買えない」ものといえば。
夫の場合、仲間内の話で一番顕著なのは、実は
体力の自慢話。
「今日も腹筋100回した」
とか
「クロスフィット・トレーニングで15歳年下のマッチョマンに勝ったぜ。」
の方が、高級車を乗り回しているより、元米軍隊員の彼的には遥かにウレシイようです。
健康第一。
注* 上記の説は既婚者対象。幸せに結婚している組。
未婚者には責任が発生しないのでその分、それなりに派手に遊んでいると想定されます。
後、リアルに不幸せな結婚している組は財務的ダメージなんのそので離婚することをいとわず、ホンモノのLOVEを探し求める傾向も見受けます。 ←これは、欧米的発想だと思う。