先月、営業スタッフがひとり退職したのですが、彼女のパソコンを整理したら、
今回転職に使ったであろう履歴書のPDFがでてきたので、詰めが甘いなと思いました。
内容に目を通してみると、
弊社での実績を「盛っている」どころか「ねつ造している」勢いの職務経歴だったので、あきれると同時に、今の彼女の会社をかわいそうに思いました。
それはそうと、
会社を経営するようになって、「雇用する側」「される側」の感覚的違いを肌で感じるようになりました。
例えば、上記の例でいうと
「業務時間中に会社のリソースを使って、転職活動している」
彼女に限ったことではなく、身のまわりに客先アポの合間を縫って面接受けている人なんて山程います。
社員はやはり会社に対する仁義云々より「自分の将来」「自分の可能性」「自分の、、、」が重要なので、隙間時間を利用してそんなことをするのはロジックとしては理解します。
しかし雇う側からすると、これは会社から時間及び資源を搾取しているドロボウ行為だと感じます。(時間=お金)
ついでにいうと、経歴をねつ造した人が入社して来ても相当嫌です。
自分をよく見せるために「誇張」したくても「詐称」は勘弁していただきたい。罪ですから。
他の例だと、
「業務時間中のサボり」 (長々とした、ネットサーフィンとか。 私用電話とか。)
パレートの法則に沿って、
社員の業務時間のうち2割が、8割の効果を発揮している。
全社員の内2割が、売り上げの8割に貢献している。
のような傾向はそう外れていないと思うので、
「多少のサボりは組織として避けられない」
とか
「多少の息抜きは効率化に必要さ」と頭の中でわかってはいますが、
目の前で生産性を発揮せずにカレシにメールを延々と打ってる子がいれば、やはりイラつき注意します。(朝一に、他にやることは山ほどあるだろう、、)
「経費の水増し」
なんてのも言語道断ですね。
どこでもよくある話みたいですけど。
交通費を、実際使ったルートより遠い路線で清算するとか。
愛人とのデート代、接待ってことにしちゃえとか。
自分が雇用される側だったときはそんなに深く考えなかったことなのに、
今となっては、ものすごく敏感に反応するテーマです。
今の経験があるので、もし今度私が他の会社につとめさせていただく機会があったら、相当倫理観が高い模範的社員になるだろうな、という自信はあります。
ちなみに、
そんなことを考えなかった社員時代の私は人並みに、前の会社のリソースを私用してましたが。
家にプリンターがなかったので、通っていた通訳学校の資料のコピーとかよくしました。
(、、、職種自体が通訳だったので、業務と関連付けられないこともないですが。)
その夜の女子会レストランのぐるなび地図とクーポン印刷、みたいなこともしましたが、こういうのは死刑かもしれませんね。
、、、反省。
ブログで懺悔。