期待はずれの珍味

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初めて香港で結婚披露宴に出席してきました。

異文化体験ができて、とても楽しかったです。

以下のようなことが印象的でした。

—ご祝儀は一人500香港ドルあたりが相場。(現在の為替レートで¥6780。 日本と比べて良心的ですね )

麻雀ではじまります。 披露宴時会場に麻雀部屋があります。

 

—開始がとても遅い。(どこから始めとするかによるのですが、、ウェルカムドリンクが5時に開始で、皆さんドリンクを飲んで談笑しつつ、もう一方では上記の麻雀大会が行われています。 ディナーは一般的に8時前にはまず出てこないようです。)

 

—時間がとてもゆるやかです(5時—8時の好きな時間に来ていいよ、と言われました)

 

—終わるのもとても遅いです。(終了は深夜をまわっていました。といっても食事中でも自由解散ですが。)

 

—ノリ的に、披露宴と二次会が合体しています。わいわいしてとても賑やか です。 厳粛な雰囲気はありません。

 

-新郎新婦が自ら余興をして見せ物になる傾向があります。

 

—日本の披露宴 と構成パーツは似ていなくもないけれど、順番がばらばらです。
今回は、ゲストが着席した途端になれそめビデオ上映し、入場した途端にケーキカットをしていました。

 

—写真撮影に情熱をかけます。

 

 

—飲みが激しいです。
各テーブルをキャンドルサービスでまわる代わりに各テーブルで新郎新婦が乾杯して飲んでいました。 30テーブルくらいあります。 ベロンベロンです。

 

—珍味がたくさんメニューに盛り込まれています。

 

前置きが長くなりましたが、今回はその珍味に関して。

 

今まで中華レストランに行って、メニューで「あわび」「ツバメの巣」を見るたびに興味をそそられながらも、他のものと値段の桁が違うので、

 

「きっとものすごく美味しいんだろうなー」  「いつか食べたいなー」

 

とずっと思っていました。

 

今回の披露宴 は私にとって千載一隅のチャンス。

メニューに目的のものがありテンション急上昇。

しかし、

実際食してみるとですね、

 

 

珍味はあくまでも「珍しい」食べ物なのであって、格別「美味しい」食べものなのではないのだなあ、、ということを学習しました。

あわび
夫に「ああ、 それ、君が楽しみにしてたやつだからね」と指摘されなければ 、キノコだと思って完食するところでした、、 
ソースは美味しかったですが。
このスープの中に、透明な物体が混ざっているのですが、

見かけといい、味といい

 

 

、、、まさに寒天!!

 

以前フカヒレを食べたときも思ったのですが、、基本的に味がしないんですね。

 

もしかして私の味覚が未熟だからわからないのかな、、と思い後でネットで調べてみたのですが、

 

 

 

>>燕の巣そのものに味は殆ど無く、食感として固めのゼリーのような感覚があるだけです
http://燕の巣.jp/kiso-tsubamenosutoha.html

 

>>高級料理と言っても、ツバメの巣自体に素人が分かるほど味が付いているわけではありません。繊維質が多い、寒天のような感じですね。
http://美容ドリンク口コミ.biz/tubamenosu/tubameaji.html

 

 

実際そういうものらしいです。

 

軽くショックです。

 

 

私の長年の期待値をどうしてくれますか、、、

でも、長年の好奇心が満たされたので良しとしましょう。

 

 

ちなみに、同時に

 

 

「なぜ味がしないのにこんなに高価なのか」
「一体誰が最初にこれを食そうと思ったのか」
「燕の巣は枝や土でできてるはずなのに、なぜ寒天になるのか」

 

 

といった謎がいくつも降って湧いたので調べてみましたが、なかなか興味深いです。

 

 

 

まさかツバメの唾を食べていたとは知りませんでした!!

詳細に関心のある方はこちら→
http://www1.odn.ne.jp/seikatei/study/20041201.html

 

「香港在住中に食べてみたい珍味リスト」があるのですが、次のミッションは「熊の手」です。

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